80スープラ前期後期違いのタイトルのもと80スープラ前期後期違いとは細かい外装部分や前期後期だけではなく中期も存在。意外と知らないRZとRZ-Sのグレードの違い当時の新車時のオプションなど今では希少で高額となってしまった名車80スープラを詳しく解説
ポイント
モデルチェンジの歴史: 80スープラの前期、中期、後期のモデルチェンジに伴う外観や内装、エンジン性能の変化を理解できる。
前期と後期のデザイン: 前期型と後期型のライトデザインやボディの違い、さらにライト周りの変化についての知識を得られる。
グレードの違い: RZとRZ-Sの装備の違いや内装の違い、価格差についての違いを知ることができる。
中古車の選び方: 80スープラの中古車を選ぶ際のポイントやグレード別の価格、車の状態をチェックする方法を学べる。
80スープラ前期後期違いを詳しく解説
80スープラモデルチェンジの歴史
新型90スープラが登場した現在でも根強い人気を誇るトヨタ80スープラは、その斬新なデザインと卓越したパフォーマンスで、自動車愛好者を引きつけてきました。
1993年にA80型としてデビュー、グレードはRZ、SZ、GZでスタート以来、このモデルは数回のモデルチェンジを経て、多くのバリエーションが誕生しました。
それぞれのモデルチェンジは、外観、エンジン性能、内装など、多岐にわたるアップデートをもたらしました。
特にエンジンは1997年turboモデルにVVT-i(可変バルブタイミング機構)が導入され、最大トルクが46.0kgmにまで増強されました。(前モデルは44.0kgm)
この技術革新は、スープラをパワフルかつ燃費効率の良い車として、多くの支持を受ける要因となりました。さらに、スープラはその生産ラインナップにおいても多様性を持っています。
例えば、280馬力を発生する3L直6DOHC 2ウェイツインターボエンジンや、225馬力を発生する自然吸気エンジンなど、異なるパワートレインが用意されていました。
これらのエンジンは、4速ATや6速MT(ゲトラグ社製)など、異なるミッションと組み合わされていました。
また、価格帯も2,920,000円から4,480,000円と、多くのカーファンに手が届く範囲で設定されていました。
これにより、多くのドライバーがスープラの魅力を手軽に体感することができました。スープラは、そのデザインや性能だけでなく、モータースポーツシーンにおいてもその名を轟かせています。
全日本GT選手権(JGTC)においても活躍し、そのパフォーマンスを多くのファンに披露してきました。このように、80スープラは、その登場から現在にかけて、多くの進化を遂げてきました。
その各モデルが持つユニークな特徴と、時代ごとの技術革新が反映されたモデルチェンジの歴史は、自動車技術の進化を物語っています。
80スープラ前期後期の違いがわかりやすいのは外観
80スープラの前期型と後期型の違いは、主にライト関係のデザインにあります。
前期型ではヘッドライト内の色がシルバーで、フェンダーにウインカーがありました。
一方で、後期型ではフロントヘッドライトがブラックアウトし、クールなイメージになりました。
また、テールランプレンズ周りもメタリックとなり、高級感を演出しています。これらの違いは、一見するだけでモデルを識別するポイントとなっています。
中期も存在するモデルの特徴
80スープラには、前期型と後期型のほかに、1996年4月~1997年7月までの中期型も存在します。
中期型では、ヘッドランプとテールランプ、インパネが変更され、マフラー、ラジエーターも変更されています。これらの変更により、中期型は、前期型と後期型の中間的な特徴を持っています。
エンジン性能の進化とVVT-iの導入
エンジン性能においても、前期型と後期型には顕著な違いが見受けられます。
後期型では、VVT-i(Variable Valve Timing-intelligent system)が導入されました。
このシステムは、電子制御でエンジンの回転を制御し、燃費の向上に努めるとともに、最大トルクを46.0kgmにまで高めました。
この技術の導入により、80スープラは、パワフルかつ燃費効率の良い車として評価されるようになりました。
また多くの専門家が指摘するように、ツインターボの2JZ-GTE型エンジンは、その頑丈な鋳鉄製のエンジンブロックを特徴としています。
適切なチューニングを施すことで、このエンジンは1000PSを超える驚異的な出力を持つ可能性があると言われています。
ボディの変更点と補強について

引用 トヨタ公式
ボディにも前期型と後期型で変更がありました。
後期型では、衝突安全ボディのGOAが採用され、中期よりもさらにボディ剛性が向上しました。
これにより、安全性が向上し、ドライビングの安定感も増しています。
また、前期型に比べて後期型では、ボディのヨレが少なくなっており、長期間の使用においても車体の歪みが少ないとされています。
1997年からのRZについては相互連携アブソーバシステムのREAS(リアス)が装着されています。
ライトデザインの進化
ライトデザインも、前期型から後期型にかけて進化を遂げました。
前述の通り、後期型ではフロントヘッドライトがブラックアウトされ、テールランプレンズ周りもメタリックとなりました。
これにより、外観に高級感とクールな印象をもたらし、多くのファンを魅了しました。
テールランプとサイドマーカーにも、前期型と後期型で違いがあります。
後期型ではリアにもサイドマーカーが追加され、より洗練されたデザインとなりました。
これにより、後方からの視認性も向上し、安全運転をサポートしています。
80スープラの設定色の変更点
80スープラの設定色も、前期型から後期型で変更がありました。
1996年4月以降ディープティールメタリックを廃止して、グレイッシュグリーンマイカメタリック、ブルーマイカメタリックを新設定。
1997年8月シルバーメタリック、ダークグリーンマイカメタリックを廃止し、シルバーメタリックグラファイトを追加。
1998年8月スーパーブライトイエローを追加しました。
2000年8月スーパーレッドⅣからスーパーレッドⅤに変更。
80スープラ前期後期違い以外でも意外と知らないRZとRZ‐S違いを比較
RZとRZ-Sの基本的な違い
1995年から追加グレードとなったRZ-S
RZとRZ-Sの違いは、主に装備の簡素化にあります。エンジンやミッション、足回りの違いはなく、主に内装やオプションに差があります。
•17インチホール
•リヤスポイラー
•4輪ベンチレーテッドブレーキ
これらの装備RZは全て標準装備
•フロントシートの本革仕様はRZ-Sのみオプションで装着可能。
•RZ-Sでは6速マニュアルと4速ATが選択可能
エンジンスペックの比較

引用トヨタ公式
エンジンスペックにおいては、RZとRZ-Sに大きな違いはありません。両モデルとも、3.0Lの直列6気筒DOHC24バルブツインターボエンジンを搭載しています。
このエンジンは、最高出力280馬力、最大トルク46.0kgmを発揮し、力強い走りをサポートしています。
このエンジンがもたらす、ダイナミックな走行性能は、多くのドライバーから高評価を得ています。
内装と装備の違いについて

引用 トヨタ公式
内装と装備においても、RZとRZ-Sにはいくつかの違いがあります。
RZ-Sでは、4速ATステアマチックが搭載されており、ハンドル上のボタンでシフトアップ、シフトダウンが可能です。
これにより、スポーツ走行時にもスムーズなギアチェンジを楽しむことができます。
一方で、RZは、フロントシートはレカロSRⅡが標準装備となっており、スポーツカーとしての性格が強調されています。
タイヤとブレーキの違い

引用 トヨタ公式
タイヤとブレーキにおいても、RZとRZ-Sには違いが見受けられます。RZ-Sでは、フロント225/50ZR16 リア245/45ZR16を標準装備。
一方で、RZは、フロント235/45ZR17リア255/40ZR17そして17インチ専用4輪ベンチレーテッドブレーキシステムで快適な走行を重視したセッティングとなっています。
オプション選択でRZと同じ仕様に変更可能。
80スープラRZとRZ-Sのグレード別の価格差
グレード別の価格差も、ポイントです。RZ-Sは、シンプルな装備となっているため、価格も抑えられています。
RZは走行性能強化のための装備が標準装備で高額となっています。
2001年新車価格
RZ 4,480,000円
RZ-S 3,880,000円(6MT)
3,650,000円(4AT)
現在中古車価格は台数が少なく両グレードの価格差はありません。
おすすめの中古車選びのポイント
80スープラの中古車選びにおけるポイントは、多岐にわたります。まず、モデルやグレードの違いを把握し、自身の運転スタイルや用途に適した選択を行うことが基本となります。
例えば、RZはスポーツ走行を重視したモデルであり、RZ-Sは快適なドライブを優先した仕様であるといった特徴を理解することが重要です。
走行距離や車のコンディションは、中古車選びにおける基本的なポイントであり、80スープラの場合、特にエンジンやトランスミッションの状態を重点的にチェックすることが推奨されます。
なぜなら、これらの部分は高額な修理費用を要する可能性があるからです。
価格面でも、80スープラはその希少性から中古車市場においても高値で取引されています。
したがって、予算内で最もコンディションの良い車を選ぶため、価格と車の状態のバランスを適切に取ることが求められます。
また、80スープラの中古車市場は、程度の良い車両が少なく、競争が激しいため、適切なタイミングで購入を行うことも大切なポイントとなります。
信頼できる販売店を選ぶことで、アフターサポートや保証を受けることが可能となり、中古車購入のリスクを軽減することができます。
80スープラ前期後期違いのまとめ
- 80スープラは1993年にA80型としてデビューし、多くのバリエーションが誕生
- 前期型と後期型の主な違いはライト関係のデザインに存在
- 前期型のヘッドライト内の色はシルバーで、フェンダーにウインカーがある
- 後期型のフロントヘッドライトはブラックアウトし、テールランプレンズ周りもメタリック
- 中期型も存在し、ヘッドランプとテールランプ、インパネなどが変更されている
- 後期型ではVVT-iが導入され、最大トルクが46.0kgmに増強
- RZとRZ-Sの違いは主に装備の簡素化にあり、エンジンやミッション、足回りの違いはない
- RZはフロントシートにレカロSRⅡが標準装備されている
- RZ-Sでは4速ATステアマチックが搭載され、ハンドル上のボタンでシフトアップ、シフトダウンが可能
- RZとRZ-Sのタイヤとブレーキにも違いがあり、RZ-Sはフロント225/50ZR16 リア245/45ZR16を標準装備
- 80スープラの設定色も前期型から後期型で変更があり、特定の年月で新色が設定されたり、既存色が廃止されたりしている